ネイルファイルって何!?ネイル道具のネイルファイルの名前と使い方!ネイルファイルの種類を紹介!

ネイル道具

ネイルファイルって何!?

ネイルファイルとはネイルの爪のケアに使う爪やすりのことで、爪やすりは英語でfile(ファイル)と言うことからネイル用語としてファイルと呼ばれるようになりました。

また、ネイルファイルはネイルケアで使う爪やすりのことで、 爪の形を整えたり補整したり、ジェルネイルの施術の際に自爪に傷をつけるいわゆるサンディングに使用します。それぞれファイルの種類が異なり、爪を整えるエメリーボード・サンディングに使用するスポンジバッファー(ソフトバッファー)・ネイルオフの際に使用するゼブラファイル・爪を磨くシャイナーの4種類まとめてネイルファイルといいます。

また、ネイルファイルは消耗品ですので削りが悪くなってくれば新しいものに交換が必要です。

グリットって?

ネイルのファイルはそれぞれ目の粗さが異なります。ネイルファイルにはそれぞれ数字が書いてあるのをご存知ですか?この数字は、目の荒さを表記したもので、グリッドといいます。

硬いものを削るためのファイルは目が粗くそれぞれの用途によって粗さが異なります。

グリットは、数が少ないほど目が荒くザラザラしていて数が多いほど表面が滑らかなネイルファイルです。ジェルの手削りなどより早くオフしたい方はグリットの低い数を選びましょう!

逆に数が高いと目が細かくサラサラなネイルファイルで自爪の形を整えるときや爪の表面を磨くときなど、細かく削りたい時に使用します。

また、ファイルによっては2種類のグリットが一緒になったファイルがあります。そのような場合は100/180と2種類のグリッド数が書かれています。

基本的に数字が書いてある方が細かいグリッド数になりますので、100/180の場合、180のグリットファイルが数字の記載している面、100がその裏側になります。もちろんメーカーによっても異なりが、触ってみるとザラザラのほうが100、サラサラな方が180です。

ネイルファイルの種類

ネイルのファイルは様々な形のものがありますが、基本的なファイルは4種類。

ネイルファイルの種類

・エメリーボード

・スポンジバッファー

・ゼブラファイル

・シャイナー

それぞれの用途に分けて使い分けていきます。

爪切りは良くない?

ここでよくお客様からご質問をいただくのが、爪切りって爪に良くないの?という疑問。

実際、爪切りは爪に圧をかけてしまうので二枚爪の原因になりやすく、爪が乾燥していると衝撃でヒビが入ってしまって短く割れてしまうことも。そのため出来ることなら爪やすりで爪は整えてあげるのが健康に長く生やすためにも大切です!

エメリーボード

ここからはネイルファイルの種類を紹介します。爪の長さを整えるネイルファイルをエメリーボードと言います。エメリーボードは、爪に過負荷にならないようにまた、削る感覚がわかりやすいように薄い板になっている爪やすりで自爪の長さを調節し、形を整えるために使われるファイルです。

エメリーボードの主な用途

・自爪の長さの調整

・爪の形の調整

・ジェルネイル後の先端の微調整

エメリーボードは色も形も様々です。上の写真のように黒いものもあれば白いものもありますがエメリーボードは特に色による違いはありません。もともとエメリーボードは黒いファイルが多かったため別名ブラックファイルとも呼ばれています。

私は上の右の白いエメリーボードが操作しやすく気に入ってます◎

スポンジバッファー

スポンジバッファー(ファイル)はソフトバッファーとも呼ばれるネイルファイルで、スポンジタイプのネイルファイルのためスポンジバッファーと呼ばれています!

ソフトファイルの主な用途

・ジェル塗布前の自爪のサンディング

・シャイナー前の自爪のサンディング

・スカルプの下処理にも使われる

スポンジの柔らかい素材のため、優しく削ることができるので、自爪を最小限でサンディング出来るため、ジェル塗布などのサンディングに使用します。また、エメリーボードやアクリルファイルで削ったところを滑らかにしたり、爪表面を滑らかにするために使用します。大体グリットは100/180のファイルを使用します!

シャイナー

シャイナーはその名の通り、爪を磨くためのネイルファイルで、表面をつやつやにするために使います。

アクリルやハードジェルでスカルプチュア(スカルプ)をする際や検定などで表面磨きとして使用され、サロンではハンドケアで活躍するネイルファイルです!

ネイルはしてないけど爪は磨いてる方も多いのではないでしょうか?最近では自宅で出来るシャイナーも多いので割と身近なネイルファイルです!

最近ではガラスシャイナーも多いですよね!

シャイナーはメーカーごとに使い方が異なります。ガラスシャイナーのように一面で磨き上げるものや、上のサロン用のシャイナーのように緑と白や色分けされているファイルがありますが2面のファイルは基本カラーのファイル後白で磨き上げます。

注意

爪のためにジェルをお休みしている間などにシャイナーで磨く方も多いのですが…

シャイナーの細かいグリッドで優しくとはいえ、爪の表面を削ってきれいにしているものなので、ジェルネイルをしている時よりも使いすぎると自爪がどんどん薄くなってしまいますので使いすぎには注意してください。

アクリルファイル

アクリルファイルはジェルを削るネイルファイルです。主にスカルプやジェルをオフする時によく使われるファイルで、別名ゼブラファイルともよばれます。大抵のアクリルファイルが三日月型やひし形が多く、よりファイルを動かしやすく、いろんな方面からやすりをかけれるように設計されています。

アクリルファイルはエメリーボードより削る力が強く、自爪へ使用すると爪を大きく傷つけてしまいますので注意してください。

また最近はネイルマシーンが主流ですが、手削りのネイルオフに使用されるファイルがアクリルファイルで、オフが早く進むように、力が入りやすく硬いものを削るためにスポンジが入った少し分厚いファイルになっていますので、ジェルネイルのオフの際にジェルを削る際や、人工爪を削る際に使用します。

セルフオフに使う場合であれば180〜200くらいのグリッド数がおすすめ。

サロンでは80グリッドを使用してますが少しファイルを当てただけでジェルがサクッと削れるので注意が必要です。

アクリルファイルの主な用途

・ジェルネイルオフ時の削り

・長さ出し(スカルプ)の長さ調整

・長さだしの表面を整える

形は好きな形1本用意すれば大丈夫!私はムーン型がおすすめですがセルフならダイヤモンド型のものが使いやすくておすすめです。

新しいネイルファイルのおろし方

新しいファイルをおろす際は必ず面取りという作業をしてからネイルのファイルを使用します!

じゃあそもそも面取りってなんなの?と思う方もいらっしゃると思いますが面取りはネイルファイルの角を削り滑らかにすることを言います。

ここからは実際に面取りの仕方を紹介します!面取りはネイルファイルの角に当たる部分1周両面古いファイルを使用して角をとっていきます。(上の図を参考)

注意

角取る際のネイルファイルは古くなった摩耗したファイルを使用しましょう!

※新しいファイルで面取りするとネイルファイルが摩耗してしまうので注意が必要です

面取りは上の図のように角に当てて上に向かって長いストロークで削り角をとっていきます。

面取りってどのくらいが目安なの?

面取りは2.3回が目安だよ♪

角を触って滑らかになっていれば大丈夫です!

面取りしないとどうなる?

では面取りしないとどうなってしまうの?と思いますよね。

面取りしないとネイルのファイルが皮膚を切ってしまい出血なんてこともあります。

特に皮膚近くを削るエメリーボード(爪の長さを整えるファイル)はとても危険です。ネイルファイルを新しくおろす際は忘れずに面取りしてから使用しましょう!

ファイルが摩耗したら交換

ネイルのファイルはある程度使用すると摩耗してしまうのでファイルが滑るなと思ったら表面を触ってサラサラしていたら交換が必要です!

グリット数が多いものの方がファイルがダメになりやすく、スポンジバッファーが摩耗することによってジェルネイルの持ちも悪くなるので、ファイルが摩耗してきなと思ったら早めの交換が大切です!

※摩耗とは…ファイルを繰り返し使用したことによってやすり部分が擦れてなくなってしまうことです。

今回はネイルファイルについて紹介しました!

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