今回は施術の時短について紹介します!
時短は大切だけどそれ以上にネイルの仕上がりや施術工程が大切だよ♪
サロンワークの時短
最近のネイルサロンは早い安いを売りにしているサロンが多く、ジェルネイルの単価も下がり数をこなすことで売り上げを上げるサロンが多くなってきました。
施術の時短ってサロンで勤めていると必ず求められますがその時短本当に必要ですか?
今回はジェルネイルの施術と私が実際にした時短対策を紹介します!
私も悩んだサロンワークの時短
サロンワークの時短はネイルサロンに勤める限り切っては切れない問題です。
ただ施術の時短はある程度大切ですが時短にも限界があります。
時短する上でネイルの工程は変わらないので施術する上でどこか妥協する点がどうしても出てきてしまいます。
時短施術する上でデザインは限られてしまいますし、時間に追われてしまうとアートの仕上がりの低下やリフトにもつながってしまいます。
私ってダメなネイリスト
ネイルに時間がかかってしまうと私ってダメなネイリストなのかなって思いがち…
私もネイリスト1・2年目は自分にはネイリストは向いてないのかな。
まわりはオフオン1時間半でこなしてるのに私は2時間かかってしまう。
自分はダメなネイリストだと思っていました。
でも実際時短施術ってサロンが求めているだけでお客様は望んでいません。
サロンで勤めている時は時短時短で時短施術出来る人が売り上げもいいと思っていました。
ネイリスト4年目で指名率No.1
ですが3年目までサロンの中でも施術は遅く社内でも問題児だった私が4年目で指名率1位になったんです!
ただこれは私がすごいわけではありません。
2時間普通にお客様1人1人大切に施術することを続けただけなんです。
ただ他のネイリストは時短を追い求めた結果技術や接客が落ちてしまったんです。
時短だけを意識してしまうと先ほども言ったようにどこか妥協しなくてはいけません。
もちろん無駄な工程は見直して省く必要がありますが、それ以上に必要な工程にもどこか妥協しないと時短施術は難しいところがあります。
1時間半で受付からお見送りを考えるとやっぱり施術自体は1時間10〜20分、サロンさんによってドリンク出し等もあると思うので多くても1時間20分だとして30分でオフして50分でジェルネイルの計算になりますね。
数字から見ると出来なくはないように感じますがオフ〜ケアで30分フィルインなら可能ですがやっぱり30分だと甘皮処理にはなかなか時間がかけられません。
また50分でネイルをする際デザインはかぎられてしまいますね。繊細な手書きアートやミラーのラグジュアリーアートなど時間のかかるデザインはなかなか厳しいデザインです。
また急いでしまうことによってお客様にも必ず気付かれてしまいますしね!
結果時間かけていた私が丁寧で落ち着く、仕上がりが綺麗と言っていただけるネイリストに成長しました!
ただ指名率1位にはなったんですが会社の方針とは合わない私は1年後の5年目に退社し独立することを決めました!
早いネイリストより上手いネイリスト
ネイル施術する上で早いネイリストが上手いネイリストとは限りません。
早くて丁寧に超したことはありませんが、時短を意識したことで施術が雑になってしまったらもともこうもありません。
お客様からしたらサロンの時間を楽しみたいのにネイリストが時短を意識し過ぎることで雑さやネイルの仕上がりが悪かったらもう一度ネイルをしてもらう気にはなりませんからね!
1時間半でがっつりアート
1時間半でがっつりアートのネイルアートは実際時間通りにお客様がご来店されてデザインもすぐ決まって順調にいけば計算上は不可能な時間ではありません。
ただ本当にサロンワークで1時間半で予約を取るのはなかなか難しいですよね…
お客様が遅れてしまうこともありますし爪が折れてしまい長さ出しが必要な場合もあります。
施術のみならとにかくご来店からお会計、リセットまで考えると1時間半の中ではなかなか難しい。
お客様のことを考えるなら2時間の予約枠で全然問題ない!
求められることが大切
2時間で施術する上でサロン内ではなかなか上司からの指示もありなかなか難しいのが現実ですよね…
私も痛いほどわかります…
ただ施術が遅いからネイリスト向いてないのかな…と悩んでる方は大丈夫です!
お客様から求められるネイリストは施術の早いネイリストではなく施術の仕上がりや持ちがいいネイリストです!
どんなに時短に施術をこなせてもお客様から求められなかったら意味がありません。
仕上がりや持ち、ネイリストとして大切な技術を見失わずお客様1人1人大切にネイルを提供することがネイリストとしてとても大切です!
お客様のことを考えて施術すればお客様は必ずついてきてくれるので1歩づつ頑張りましょう!